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May 2010アーカイブ
今日は、長野県の松本方面にある施設の設置書籍の入れ替えに行ってきました。
今日入れ替えをした3つの施設の設置書籍のご利用状況は、設置当初より増えてきているとのことでした。
ある施設で入れ替えをしている時に、利用者さんとわずかですがお話をすることができましたので
その時のお話をさせていただきます。
その利用者さんは、文字のぎっしり詰まった書籍は苦手なようで、普段はマンガしか読まれないとのことでした。
今回入れ替え用に用意した書籍にマンガはありませんでしたのでその事を伝えると、
「いいわい。(置いて)あるの読んでみるわい。」とおっしゃってくれました。
私はこの活動を行っているなかで、利用者さんには「今までは手に取らなかった書籍を手に取ってもらうきっかけにしてもらいたい。」という思いがあったので、なんとも言えない気持ちになりました。
設置していただく書籍には、施設様の方針や配慮などによって、向き不向き、ふさわしいものふさわしくないものがあります。
ですので、次回の入れ替えの時にマンガを置かせていただくことが可能であるか検討していただけるようにお願いをしました。
ぜひ、マンガも置いていただきお読みいただきたいと思います。
5月に入り、書籍の入れ替え時期の施設が増えてきました。
ゴールデンウィーク明けから長野県内3ヵ所の施設に書籍の入れ替えに行ってきました。
1つの老人施設では、オリジナルのキャスター付きの移動本棚が作られていました。
見た目もとてもかわいらしく作られていて感動しました。
本の好きなご利用者さんが、落ち着く場所までその本棚を押して歩いていき本を読んでいるそうです。
初めは押し車代わりにちょうどよかったのかもしれませんが、書籍自体だけでなく、いろいろな形で本のある生活を楽しんでいただけているんだなぁと、なんだかうれしい気持ちになりました。と同時に、利用者さんにより喜んでいただけるような工夫を考えていかなければいけないと強く感じました。