山梨県南アルプス市にある「南アルプス子どもの村小学校」に本を送りました。
南アルプス子どもの村小学校は、2009年10月に開校した、自由学校です。
学校は、周りにモモやブドウ、さくらんぼなどの果樹園が多く、富士山、白根三山や八ヶ岳も見える素敵なところにあります。
「自由な子ども」を教育目標とし、自己決定・個性化・体験学習の3つを基本方針としています。
完全縦割り学級や思い切った総合学習を取り入れられていて、本当に子どもたちがのびのびと自由に生活されています。
本を設置していただくにあたり、実際に普段の学校の様子を見させていただいたのですが、驚きの連続でした。
時間割も一般の小学校とは全く違いますし、授業内容も一般教科は基本的にありません。
ここでは、大人は答えを与えてくれません。
子どもたち自ら考えて、工夫して答えを出すのです。大人も一緒に考えます。
授業の内容も子どもたち自身で意見を出して決定しているそうです。
子どもたちは、みんな本当に楽しそうで、充実しているんだなと感じました。
子どもたち一人一人が羨ましいほどに幸せそうでした。
そんな南アルプス子どもの村小学校で実際に本を設置していただきました。
みんな喜んで読んでいるようです。
とてもいい風景ですよね。
新しい本が増えたことで、子どもたちがもっと本を大切にしようと、本を読むのに新しいルールなどを話し合っているそうです。
ブックギフトが子どもたちの生活の中で、新しいコミュニケーションのきっかけになれたのかと思います。
これからいろんな本と出会い、たくさんの興味を持って、様々な知識や感情を育んでいってもらえたらと思います。
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